スネアドラムの選び方を知ろう! 初心者のための練習方法

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スネアドラムの選び方

スネアドラムは曲の雰囲気を左右するほどの影響力を持ち、ドラマーのキャラクターを決定づける役割を持つ楽器なだけに色や素材の種類も豊富です。多数のスネアドラムを所有し、バンドや楽曲のタイプに合わせて使い分けるドラマーも少なくありません。まず、素材(シェル)や口径(サイズ)に注目してみましょう。

素材は大きく木と金属の2種類に分かれています。

素材(シェル)

  • 木:メイプル、バーチ、マホガニー など
  • 金属:スティール、ブラス、アルミ など

口径(サイズ)

  • 口径:10″ 12″ 13″ 14″ など
  • 深さ:3″ 3.5″ 4″ 5″ 5.5″ 6″ 6.5″ 8″ など
口径が小さいほどハイピッチになり、深さが深いほど中低音が豊かな音像になります。フープやスナッピーの素材など、トータル的なスネアドラムの鳴りで厳選できるようになるには経験と感が必要になりますが、まずは素材(シェル)と口径(サイズ)を決めて選ぶことを先行しましょう。圧倒的にポピュラーな素材と口径を紹介してみますと、メイプル 14″×5.5″が多くのドラマーに支持されています。メイプルのもつ低音から高音までバランスのよいシャープで通る鳴りと、14″×5.5″の口径とのバランスがジャンルに左右されないオールラウンドなスネアとして人気を博しているのでしょう。お気に入りのドラマーが使う楽器の資料を参考にして、同じ素材や口径をセレクトしてみてもよいでしょう。
 
メイプルのスネアドラム(裏側) バーチのスネアドラム(裏側)

 
スティールのスネアドラム(裏側) ブラスのスネアドラム(裏側)