スムーズなフォームを身につけることは、無駄な動きをおさえるだけでなく、音にも深く影響してきます。以下、主要パートの「スネアドラム」「ハイハット」「ベースドラム」の叩き方をご紹介します。 スネアドラム
スネアドラムのポイント
フォームとポイントを確認しながら、下記に書かれた手順で練習してみましょう。
ハイハット
ここでは、左足でしっかりハイハットを踏んでキッチリした音で練習してみましょう。
ベースドラム(バスドラム)ドラムの中でも最も口径が大きく、低い音が鳴る楽器がベースドラムです。大きな口径だからといって、強い力で叩く意識をもつ必要はありません。人の足の力は、腕の7倍程度力が強いと言われているので、自然な力のかけ方でバランスのいい音が鳴るようにできています。上手に足の重みを利用して叩いてみましょう。 ベースドラムはペダルに足の力を伝えて叩きます。
ベースドラムのポイント基本の動きは腕を振るときと同じです。ビーターが打面をヒットする瞬間に、つま先にクッとわずかな力を加えてあげると音の輪郭がハッキリしてアタックのきいたキレのよい音になります。足を持ち上げたときに腰が安定せずうまくいかない人はホームポジションで椅子に座ったままの状態から足の位置はそのままに、腰から立ち上がってみてください。自然と足先に体重がかかり、音が鳴らせると思います。
フォームとポイントを確認しながら、練習してみましょう。
ベースドラムのフォームに、ハイハットとスネアドラムのフォームを入れてみます。
各楽器の音の重なりを確認しながら、進めて下さい。 このリズムフォームが8ビートの基本になります。確実にマスターしましょう。 フォームが大切なワケ車で例えるならば、ハンドルにしてもアクセルにしても、適度な”遊び”があるからこそ快適でスムーズな運転ができるわけですが、ガチガチにロックしたハンドルやアクセルでは快適な運転はとてもできません。 ドラムのフォームにおいて”遊び”の空間を作って動きに余裕を持たせてあげることは大切な要素のひとつなので、できるだけ関節などテンションのかかりやすいところには柔軟性をもたせるよう意識してください。 スティックと打面にわずかな隙間をつくってあげるのも、そういった遊びの距離をつくるためです。 |