ダブルストローク
ワンモーション(一振り)で2打叩くことをダブルストロークといいます。
シングルストロークで打った打面の跳ね返りをうまく利用して2打目を打ちます。
ただ注意してもらいたいことは、「打面の跳ね返りをうまく利用する」ことを初めから意識してしまわないことです。「ワンモーション(一振り)で2打叩く」と説明しましたが、基本は「オープンストローク(フルストローク)」で2打叩くことにあります。「跳ね返り」をうまく利用する感覚は、オープンストローク(フルストローク)で打てるテンポ範囲を超えた時の手段と考えて下さい。
1.ホームポジションから1打目をヒット。 |
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2.ヒットした瞬間に支点を中心にステイックに添えた指を(OPEN)開く。 |
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3.開いた指を握るように打面をヒットさせて2打目を打つ。 |
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4.ホームポジションに戻る。 |
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ダブルストロークは、2つの音が均等な音量のバランスであることが重要です。
はじめのうちは1打目にアクセントがついてしまいがちなので、2打目にアクセントをつける強化練習を重ねながら、均等な音が出せるように繰り返し練習していきましょう。
【2打目にアクセントをつけるダブルストロークの強化練習】
1.ホームポジションの距離(1cm〜3cm程度)からステックの先を下ろし1打目をヒット。 |
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2.スティックを手首を使って上に持ち上げて、2打目にアクセントをつけるように振り下ろす。(オープンストローク) |
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【シングルストローク&ダブルストロークの効果的な練習】
- 腕全体を使って、ゆっくりと始める。
- テンポをだんだん上げていくにつれて、手首の方へ意識をチェンジしていく。
- 手首から、中指、薬指、小指へ意識をチェンジさせて、最速テンポでキープさせる。
- 逆の順序でだんだんテンポを落としていく。
このような練習を重ねることで、テンポに応じた腕や手首、指のトレーニングを繰り返し練習する事ができます。大切なことは、「テンポによって腕の使う箇所をスムーズに変えていく」ということなので、「スピードが早ければよい」という事ではないと言うことです。テンポによって、自分がどこに意識を感じて叩いているのか、確認しながらトライしてみましょう。