購入する際の注意点

電子ドラムは価格差によって、機種が持つ機能などはっきりと差別化されています。

シンバルのカップ音、ブラシ奏法、あなたのイメージする音色(生ドラム や、パーカッションなど)音色が記録されているかなど、パッドと音源モ ジュールの性能があなたの要求をどこまで叶えてくれる機種なのか知 っておくとよいです。

「01 図解!電子ドラム」からわかるように、パッドは音源モジュールによって制御されています。 打面となるパッドの性能も数種類にわかれ、音源モジュールの機能とバランスのとれたパッドとの組み合わせがひとつのモデルナンバーとして発売されているのです。 シンバルのカップ音やブラシ奏法は生ドラムではよく使われる奏法で、この奏法が可能な機種は低価格モデルには非対応となっています。

例えば、ブラシ奏法対応のパットを増設したいと考えた場合、ただパッドを増設すればよいというわけにはいかずに、その奏法に対応した音源モジュールも必要になる場合があります。

パッドを増設したく買い増ししたのに、音源モジュール側のチャンネルに余裕がなかったりなども起こりありえることです。あなたが上達するにつれて、後悔せず楽しんでいけるような機種であるか購入前に再確認しておきましょう。

オプションについて

電子ドラムメーカーから、モニタースピーカーや防振グッズなどが発売されています。 モニタースピーカーは、自宅のAVアンプやヘッドフォンに出力できるので別途揃える必要はありません。 防振グッズなどは、YAMAHAやRolandから発売されている電子ドラム用セッティングマットや、最も振動が大きいキックペダルの下へ敷く「たいこばん」という製品が発売されていたりします。

モニターアンプ
電子ドラム用セッティング
たいこばん
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